暗号方式について

先週、無線LANデビューしたけれども、
無線LANの暗号っていくつか方式がある事を知った。
それで、実は推奨しない方式がある事も知った。

(i)WEP(Wired Equivalent Privacy)

 WEPは、無線LANの世界で最初に登場した暗号化方式です。今までに以下のようないくつかの欠点が見つかっているため、現状では使用することを推奨しません。

 (a)暗号化に使う鍵データの生成方法が単純であるため、解析が容易であること。

 (b)パスワードを変更しない限り、暗号化に使う鍵は同じものが使用され続けること。

 (c)(a)および(b)が原因で、暗号化方式そのものが既に解読されていること。

 (d)通信データの改ざん検知ができないこと。

(ii)WPA(Wi-Fi Protected Access

 WPAは、欠点が多いWEPの代わりとして考えられた方式です。新たにTKIP
(Temporal Key Integrity Protocol)と呼ばれる技術が採用され、WEPの欠点として前述した(a)、(b)、(d)が改善されています。しかし、暗号強度に直接影響する暗号技術がWEPと同じままであるため、暗号化方式として万全とは言えません。一般家庭向けのモードとしては、簡易認証方式としてPSK(Pre-Shared Key)を使うWPA-PSK(WPA-パーソナルとも呼ばれます)があります。

(iii)WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)

 WPAの改良版であるWPA2では、より強力な暗号技術であるAES
(Advanced Encryption Standard)を採用しているため、WEPやWPAの欠点が全て解消されていると言えます。一般家庭向けのモードとしては、簡易認証方式としてPSK
(Pre-Shared Key)を使うWPA2-PSK(WPA2-パーソナルとも呼ばれます)があります。一般家庭においては、暗号化方式としてWPA2-PSKが最も強力であり、安全です。

http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/wirelesslan.html


ふむふむ。
WEPってのは、推奨しないみたい。
そしてこんな記事も。

実験では、OSがWindows XP SP2、CPUがAthlon 64 X2 4600+ 2.41GHz、メモリ1GBというマシン環境で、104bit WEP鍵の解読に成功。盗聴した通信は20MB、解読に要した時間はわずか10秒だったという。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/14/21162.html


マジですか。
10秒じゃあ、暗号の意味すらないじゃんか。
と思い、念のため家のノートPCの設定を確認したら・・・WEPでした(汗)


急いでWPA2に変更。アマゾンとか使うからあぶない、あぶない。